当店のお米の安全性について

東日本大震災で被災された地域の更なる復興をお祈りいたします。


大規模な未曾有の震災を経て、様々な放射能汚染の報道や記事をたくさん目にしました。
生産者はもちろん、我々販売業者も一般消費者様にとりましても、
放射性物質に対する情報や知識が広まり、関心がより一層高まっております。

千葉県は新米が獲れる前の8月に県全域に渡り検査を実施し、
1kgあたり20ベクレル以上の放射性セシウム134,137は「検出されず」
と発表されました。

県が報道発表した米の放射性物質検査の結果はこちら


当店が取り扱っている長狭米こしひかりの産地である鴨川市も、
検出されずとの発表で、我々といたしましても安心しました。

しかしながら、定量下限値20ベクレル/kg以下ということは
極端な話、19.9ベクレルも「検出せず」という結果になります。つまり、

実際は何ベクレルの放射性物質を含んだ米なのか、という疑問を抱くわけです。
お客様にとりましては一番知りたい情報だと思います。

「緊急時における食品の放射能測定マニュアル」に基づいて分析するには
我々のような一販売店としては非常に難しく、容易なことではないので
代わりに分析試験をしてくれる機関に依頼しました。

検査対象 @平成23年産長狭米こしひかり玄米
 (大山地区産※注1
A平成23年産長狭米こしひかり白米
 (複数地区混合※注2
試験年月日 平成24年3月14日
試験方法 ゲルマニウム半導体検出器による方法
試験項目 放射性ヨウ素(I131)
放射性セシウム(Cs134)
放射性セシウム(Cs137)
検出限界 1Bq/kg
試験機関 (財)日本穀物検定協会
成績書発行日 平成24年3月15日
成績書番号 @第11-T-00-2633-02号
A第11-T-00-2633-03号

結果は…
すべて「検出せず」でした。
つまり、もし放射性物質が含まれていたとしても
1kgあたり0.99....ベクレル以下である ということです。

昨年の県の結果に加え、さらに安心を得ることができました。


分析試験成績書を以下に掲載します。

※この分析試験は当店が独自に有償で依頼したものです。
よって複製、転載、印刷、リンク等は断じてご遠慮願います。

@長狭米こしひかり玄米 A長狭米こしひかり白米

放射能汚染はこの先もずっと懸念される甚大な被害です。
今年の米に限らず、今後も調査が必要だと我々は考えております。

※注1 大山地区とは、長狭米の生産地域の中でも一番標高が高い良質米地区です。
加茂川の上流に位置するため、先ずはこの地区の米を検査する必要があると
感じ、検体として選定いたしました。
※注2 長狭米こしひかりとして販売している一般的な白米を検体として選定しました。
複数地区混合とは、主に大山地区、主基地区、吉尾地区の複数農家の玄米を
混合して精米している、という意味で、長狭米以外の米が含まれているという
意味ではございません。
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