セラミック精米機の魅力

〜 精米方法と食味 〜


←セラミック精米機
 (昭和63年8月導入)


長狭米コシヒカリの玄米は

この機械によって、白米と糠(ぬか)

とに分離されます。

精米方法の種類

玄米を白米に変える機械を精米機といいます。
機械の精米方法には現在大きく分けて3つのタイプがあります。

精米方法 @摩擦精米方式
(まさつせいまい)
A研削精米方式
(けんさくせいまい)
B刮剥精米方式
(かつはくせいまい)
仕組み 米粒に強い圧力を加え、米粒同士の摩擦作用によって糠層を除去する方式。 米粒の表面の糠層を、回転する砥石で削り取る方式。 セラミックの刃を米粒に対して垂直にあて、表面の糠層をこそげて剥がす方式。
長 所 ムラづきが少ない。
表面が滑らか。
米に
光沢がでる。
砥石の回転速度調節により、
用途に応じて
どこまでも米粒を削れる。
酒造用
などにも適している。
自然な色つやがでる。
米肌を荒らさない。
口当たりが良い米になる。
低圧で砕粒が少ない。
短 所 圧力により砕粒が出やすい。 米肌に傷をつけるため、べたべたしたご飯になりやすい。
砕粒が多く発生する。
機械が比較的高価。

当店のセラミック精米機は、Bと@を組み合わせた仕組み(連座式)になります。

なぜセラミック精米機が良いのでしょうか?

例えば、ゴボウの皮をむく時、包丁の刃をほぼ直角に立ててこすりますね。これをげる(こそげる)といい、中身を削らず皮だけむく調理法です。

この原理を精米方式に導入し、セラミックの刃で米の糠層をげて剥がすのが、Bの刮剥精米方式です。

よって、米をきれいに磨きながら米肌を荒らさず、
口当たりの良いまろやかな食味

に搗きあがるのです。

米屋とは、お米を入荷して販売するだけではありません。

農家の方々が丹精込めて育てたお米の
おいしさを最大限に引き出す という大事な使命があると思います。

管理状態、精米技術などによって、お米は繊細に表情を変えます。
同じブランド米でも米屋によって味に違いがある理由ではないでしょうか。

【店舗設備一覧】
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